会社設立 7つのルール~書評~
以前、大学時代のバイト先でお世話になった方が会社を設立するという話を聞き、私にアドバイスを求められたが、私は知識不足でうまく答えられなかった。
その時の、情けなさから会社設立の方法について以前から関心があり、今回本を読み始めた。所要時間はおよそ30分でとても短い本であったが、著者は会社設立のコンサルタントであり、これまでの経験から面白いエピソードを紹介してくれている。
ざっくりまとめると、中小企業への特例や税金関係の法律をうまく活かしきれていない会社が多いようだ。
日本という国は特殊で現在、中小企業を支援するための法律が多くある。その恩恵を受けるためにこのような失敗談から学ぶことは多いだろう。
具体的には青色申告の届け出を確実に提出することであったり、役員報酬は一年間一定でなければならないなど会社を設立したての経営者が陥りそうな罠が上手く描かれていて面白い内容だった。
法人税、消費税はどの場面では納めないといけないのか?会社設立から二年間【二期】はいらないのか?など詳しく理解したい内容もあった。
次回は具体的な会社設立の本を読み、知識を蓄えたい。