Think rich, looks poor...

海外事情や会社経営に関するブログです。

入社1年目の教科書~書評~

 

 社会人1年目としてこれは読もうと思い1週間前に読み終えました。共感した点を3つまとめます。

 

一つ目は全ての仕事に意味があるということ。会社に入れば、初めから楽しい仕事を任されることはまず可能性が低いです。

余程の能力がなければ難しいことでしょう。

初めはコピーをお願いされたり、テレアポ電話をしたり何のためにやっているんだろうと思うことをやらされることがあるかもしれません。

しかしながら、そういった意味のなさそうに見える仕事でも深く考えて見ると、大きな意味があることにきづかされます。

例えば、テレアポ。断られ続け精神的につらくなるかもしれません。しかし、会社が売上を上げるためにはまず初めに新規の顧客のアポイントメントをとらなければ、販路の新規開拓は見込めません。また、自社の商品の良さを理解していなければ、アポイントを取ることは非常に難しいでしょう。加えて、電話では直接話すよりもより丁寧な敬語が求められます。このようにつまらない仕事のように見えてとても奥が深い仕事であるといえます。

次に、コピーをお願いされるにしても、その書類に書かれていることを見るだけでも、今どのような仕事を上司がしていることを知ることができ、そこから興味関心がわくかもしてません。

 

二つ目は同期と仲良くするなという点です。

エッジの利いたタイトルですが、読み始める前はなんとなくわかるような感情を持っていました。

社会人としての同期とはこれまでの学生生活での同期とは異なる部分があります。

会社の同期は必然的に将来の昇進を争うことになります。

そうなった場合、友達のような関係でいると、親しみから妬みという感情が生まれる可能性が高いということです。

これは想像すれば、なんとなくわかりますよね?

著者は会社の同期とは敬語で会話することを推薦しています。

そこまでしなくてもと私は思いましたが、徹底するためには必要ですね。

 

三つめは英語は読むことからマスターせよです。

これにはシンプルな理由が二つ。

まずはスピーキングはとても大切ですが、その前に英語を読めることにより、自分のインプットできる文書が日本人しか使わない日本語から世界のすべての人々が使う英語に変わることによって何百倍にも広がることです。

二つ目は語彙力をまずは増やすことによって自分の英語力の伸びの限界値を高めることができます。

少ない語彙力でリスニング・スピーキングをいくら高めてもいつか壁にぶつかります。

 

これらのほかにもたくさん学べることは多くありましたが、私の感動した点はこの三つです。